改築のような新築

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今回の【建築知識ビルダーズ】は
建築家の堀部安嗣さんの特集でした。

この中で、とても興味深い堀部さんの建築に対する考え方が語られています。
その内容は、建築(住まいづくり)の本質だと思いますし
あさひワークスの目指す”住まいづくり”だと思っています。

ちょっとだけ内容をご紹介します


建築を計画している敷地(更地)を見た時に、建築の設計に携わっていない人には
そこに新築ならではの自由な表現、手法、可能性が無限にあるように思うでしょう。
それは更地が"何もない"ように見えているからです。

しかし実際には、何もないわけではなく、さまざまなものがすでに存在しています。
気候風土、風、日照、地盤、重力、法律、隣の家、道路、雰囲気・・・
さらには住まい手の価値観や暮らし方など、多種多様の要素がそこにはあるのです。
それらが、あたかもあぶり出しのように自然と浮かび上がってくるかがとても大切です。
浮かび上がってこなかったり、浮かび上がってきたものを無視して設計すると
出来上がる建築の質を必ず下げ、性能にも支障をきたすことは必至です。
またそうやってつくられたものは、時間の試練に耐えられず、飽きられてしまいます。

また更地に”すでにあるもの”を見つめて設計するということは、
設計の自由度を束縛し、創造の幅を狭めることでは決してなく
むしろ設計の”確かさ”を生むために不可欠なもの、と捉えることが大切です。

新しく建築をつくるとき
この場所に何十年も何百年も前から建っていたように
ということを設計の理想、目標としています。

しかし、それは故意に古臭くつくるわけでも、単なる郷愁でつくるわけではありません。
現代に求められる条件をしっかりと満たし、同時代的ではあるけれど
しっかりと歴史的な、風土的な文脈につながるデザインが必要なのです。
そう捉えると今、この時代に建築を考えることの”意味”を見出すことができるのです。

以上が本文を要約した文章になります。

これを読んでいて思ったことは
建築家には大きく分けて二つのタイプの方がいて
ひとつはいかに目立つように建てるかという人と
    いかに目立たないように建てるかということを重要視するタイプの方がいますが
あさひワークスは間違いなく後者の方の考え方に賛同いたします。


これからも研鑽に研鑽を重ね
改築のような新築を目指していきます(^^)


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by asahiworks | 2015-12-08 15:50 | 住まいについて | Comments(0)