子供部屋を考える

もし、住まいを建てるとしたら
お子さんの部屋はどのようにしたいですか?

20世紀後半の住宅は、各子供に広い部屋を使わせたいとの思いから
6帖~8帖+収納という考え方が多かったようです。
これから家を建てられる世代の方たちも
そのような家で育ってきたのではないでしょうか?
家の大きさは、40坪くらいが主流でした。

しかし、そのような広い独立した子供部屋には
その後厄介な問題が起こることもありました。

ひとつ目が「空き部屋」の問題です。
お子さんが子供部屋を使用するのが、
仮に10歳から18歳までの8年間だとした場合
お子さんが進学や就職で巣立っていって残された部屋はどうなるのでしょう?
物置として使用されることもありますし、
机やベッドなどはそのままにして、
単純に空き部屋になっていることもあります。
奥様にとっては、特に使用はしていないが
掃除だけはしなくてはいけない空間となっているケースがほとんどです。

このようになった住まい手さんからよく聞く話があります。
「こんなに大きな家にしなきゃよかった
 掃除するために2階に上がるのが疲れる」
改修工事などを頼まれる場合によく言われます。

ふたつ目は、「引きこもり」の問題です。
大きく快適な子供部屋は、こもるには最適です。
この問題は、
昭和40年以降に生まれた世代から発生したものではないでしょうか。
こもれる空間が無ければ、このような問題は発生しづらいはずです。

そのようなこともあり、現在では子供部屋は、
狭くてちょっと居心地が悪いくらいのほうがいいのでは
という考え方が主流になりつつあります。
そうすると建物も30坪前後で済みますので、経済的でもあります。

家族団らんや勉強する基本的なスペースはLDKとし
寝る時のみ各自の部屋に行く。
そのようにすることで、コミュニケーション力を養う。
多少うるさいくらいの環境で勉強することで集中力が増すともいわれています。

住まいを建てる際の「子供部屋」を再考してみてはいかがでしょう?

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by asahiworks | 2017-10-29 11:07 | 住まいについて | Comments(0)