3.11以降、自然エネルギーを利用した住まいづくりの注目度がさらに上がっています。
具体的な例をあげると、
・太陽熱利用システム
・太陽光発電システム
・地熱利用システム
・風力発電
などがあります。
これから住まいづくりを検討中という方は、
これらを利用するのかを考えるのではないでしょうか。
ただ、上記システムはメリット、デメリットなども考慮して判断する必要があります。
・
太陽熱利用システム
このシステムは、太陽の熱を利用し建物内を暖めるというもの。
冬でも屋根の温度は天気が良ければ50℃~60℃ぐらいになります。
その熱を1階床下に取り入れ室内を暖めるという方法です。
夏場は屋根の温度はさらに上がり、80℃前後になります。
その熱が室内を暖めてしまいます。
太陽熱利用システムの場合、
その熱をダイレクトに屋外に排出し熱の影響を最小限に留めます。
ただし、基礎形状などの考慮も必要ですので
リフォーム工事で取り込むのは非常に高価になるため不向きといえます。
新築に適したシステムです。
また、曇ったり雨や雪の日には屋根温度は上がりませんので、
補助的にエアコンなどを使う必要があります。
我が社では環境創機さんの
「そよ風」を採用しています。
価格は130万円~150万円が目安です。
・
太陽光発電システム
こちらは特に説明の必要なないほどメジャーなものですよね。
太陽の光を利用し、電気を発電させます。
買電価格がひとつのポイントとなります。
現在は42円/kwですが、現在下がる方向なのでそのあたりも見極めが必要です。
3kw以上は載せたほうがいいと一般的に言われています。
1kwあたり55万円前後の価格帯のものが多いので200万円くらいは設置費用がかかります。
新築、リフォームどちらにも適しています。
・
地熱利用システム
地中5m前後での年間通しての地中温度は15℃前後といわれています。
その熱を利用し、室内を冬暖かく、夏涼しくします。
天候に左右されないのが特徴でとても安定したシステムです。
ただし、地中熱を利用するためシステムが地中に埋め込まれます。
メンテナンスに関してはよく理解したほうがよいでしょう。
(こちらに関しては利用方法が何種類かあるため価格の目安は控えます)
こちらは新築に適しています。
・
風力発電
銚子市や神栖市の海によく立っているシステムですが、
住まいで利用するまではまだ先といえそうです。
このように一例をあげましたが、いろいろな自然エネルギーがあります。
あさひワークスではパッシブハウスを推奨しています。
なにか、ひとつ自分の生活スタイル、立地環境に合ったものを利用してみてはいかがでしょう。
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